断食ってなんでカラダにいいの?
こんにちは
脱ステロイド実践中のアキです。
今日のテーマは断食についてです。
なんで断食ってカラダにいいの?
「そもそも断食って宗教的な理由で精神を鍛えるためにやってるんでしょ?」
そう考えている人も多いと思います。
しかし、断食というものが始まってはや数百年…
もはや、現代社会において断食は健康法として注目されています。
断食のルーツ
断食のルーツは確かに宗教的な理由でした。
断食は文字通り、一定期間食べることを断つことです。
意識的にみずから禁欲を課すことで心身の浄化をしようとする宗教上の修行法でした。
驚くべきことにキリスト教、イスラム教、バラモン教(インド)、密教や修験道(日本)などいろんな宗教で断食を行っていました。
これだけ多くの宗教で行っていれば、ほぼ世界中で行っていたといっても過言ではないでしょう。
この中でも、イスラム教のラマダンは有名なのではないでしょうか?
イスラム暦の9月が断食月です。その期間お日様が出てる間は食べることはもちろん、飲むことさえ禁止されているのです。。
イスラム教の友人に聞いたところ、ラマダン期間中は朝かなり早くおきて(日が昇る前)朝食をとり、そして日が沈んでから夕食を食べるそうです。
つまりこのラマダンの期間中はイスラム教の人たちは、昼飯を断食することになります。
断食は自然治癒力活性化の最高手段
宗教上の修行として始まった断食ですが、やっているうちにいろんな病気が治っていくことが経験的にわかってきました。
とくにインドでは古くから断食が健康法として取り入れられていたそうです。
動物も本能的に体調が悪くなったときには、食事を取らなくなります。
野生動物はもちろん、ペットなどもそうです。
そして私たち人間も体調が悪くなったときには食欲がなくなりますよね?
本能的にカラダは不調な状態を治すために断食を欲しているのです。断食が自然治癒力を高めると知っているのです。
断食は本来のチカラを呼び覚まし、体質を変える
断食の最大の目的は食べ過ぎによる体内の余分な栄養を取り除き、人間が本来もっている力を呼び起こすことです。
断食はカラダに飢餓状態という大きなストレスを与えます。このストレスの反発力としてショック状態を引き起こします。
飢餓状態のまま放置したらたちまち死に追いやられます。カラダはそれを察知して、体の中にあるあらゆる器官を総動員して、自らの生命を守ろうとします。
カラダのなかで火事場の馬鹿力が発動して、死の危機に対応しようとしているのです。
通常の食事を続けていれば、次の栄養補給が見込まれるため、余った栄養素を排出しようとします。
しかし飢餓状態では次の栄養がいつ補給されるかわかりません。
その状態に対応すべく、胃腸に入ってきた食物を100%近く消化吸収して、すこしでも多くを体内に吸収しようと対応します。
このように、飢餓状態というストレスに対する反発力がカラダの仕組みに大きく変化を与えます。
この変化が体質を変えて、さまざまな病気・症状を治す力として表れるのです。
断食には
- 半日断食
- 一日断食
- 本断食(三日間以上の断食)
の主に三種類の断食があります。
半日断食でも大分効果がありますが、一日断食、本断食は体質ががらりと変わるくらいの効果があるといわれています。しかし、危険を伴うため専門的な機関で行うことおすすめします。
私はいま半日断食だけを行っていますが、それだけでも大分アトピーに効果がありました。
断食はカラダの不具合を治すのに最適な治療法です。
医者もいりませんし、お金もかかりません。
アトピーでお困りのあなた、まずは半日断食から始めませんか?
今日はこれまで、それでは!